果実は一つひとつ手作業で加工

一般的な柑橘を使った商品は、特殊な機械や薄皮を溶かす薬品（塩酸や水酸化ナトリウム）を使って加工しますが、私たちは不必要な外皮や薄皮を一つひとつ丁寧に、手剥き加工しています。

限りなく自然に近い状態で育てた甘夏の果実を使用したシロップは、苦みや雑味がなく、爽やかな酸味とほんのりアクセントの苦みの二重奏を感じる仕上がりです。手間暇以上に一つひとつ手作業だからこそ、本当の美味しさをお伝えできると考えています。

旬の「木成り甘夏」で香り豊かに

”木成り甘夏”とは、長い冬を超え、心躍る春を迎えた5月前後の甘夏のことをそう呼びます。気温の上昇とともに、酸が柔らかく感じることから甘夏特有のほろ苦さは影をひそめ、甘みが際立つようになります。

自然栽培された甘夏は、当園の代表的な品種の一つです。その理由として自然と共鳴しやすい甘夏は、持続的に無理がない状態で自然の恵みをいただく、という農園の考えにとても近い品種のため。

１００％高知県産の生姜をそのまま粉末にしたジンジャーパウダー

蜜-あまなつには、農家さんが丹誠込めて育てた生姜を丁寧に加工、乾燥させた粉末を使用。体を温めるなど漢方薬としての効果もある生姜と柑橘の相性は良く、健康志向の方にも喜んでいただけると信じています。

生の生姜と乾燥生姜、温め作用が異なります

生の生姜は、体内の熱を手足など末端部分へ送りることで、体の表面を温める、発汗により熱を発散させる作用があります。摂取後すぐに体がポカポカしますが、体内の熱が手足へ移動するため、食前よりも食後の方が体温が下がります。

一方、乾燥生姜には、生の状態ではほとんど含まれないショウガオールという成分が生成されます。ショウガオールには、体内の深部で熱を作り出して身体全体をやさしく温める働きがあります。そのため生の生姜より、じんわりと全身が温かくなり長時間の効果が期待できます。

ピリッと効いたジンジャーのおかげで、身体の芯からポカポカ。寒い時期の冷え対策だけでなく夏の冷房対策など、年中オススメしたい食材です。

簡単！カラダ温め紅茶はいかがですか

紅茶に“蜜-あまなつ”をティースプーン１杯ほど加えると、清涼感とジンジャーのアクセントがプラスして豊かな香りに大変身！紅茶の時間が待ち遠しくなるお手軽アレンジ！

あなただけの食べ方・飲み方を見つけてみてください

夏場は水や炭酸水で割って爽やかなコールドドリンクとして、冬場はお湯と一緒にホットティーで。フレッシュフルーツと一緒にボトルドリンクにしてみてもいいですね。アイスクリームやかき氷、もしくはパンケーキのシロップとして、ドレッシングやお肉料理のホットソースなど調味料としてなど大活躍！

いろんな楽しみ方を模索してみてください。