![[染色用]くじゅな(クサギ)の実/ブルーベリーの実](https://f-masanobu.jp/wp-content/uploads/2023/10/MG_9403_940_630.jpg)
保護中 : [染色用]くじゅな(クサギ)の実/ブルーベリーの実
¥396〜 (税込)
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TEL. 0744-34-7271 (月~金曜 9時~17時)
小さな実を一粒ずつ手摘みで収穫して洗浄し、使いやすい量でご用意しました。
毛糸を染めたりスカーフを染めたり。手間ひまかけて染めたものは愛着がわき、自分だけのお気に入りが増える楽しみを味わいいただけます。
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ちいさな一粒から生まれる、新しい命
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くじゅな(クサギ)という植物をご存じでしょうか?夏に白い花を咲かせ、花が散ると赤いガクの中に小さな青い実をつけます。柑橘に囲まれた農園にひっそりと佇み、季節の移ろいとともに白から赤、青へと変化し私たちの風景に色を添えてくれる存在です。少しずつ自身の色を変えていくのも染料ならではのおしゃれなところです。
クサギは青色に染めることができる数少ない染料として古くから親しまれており、染色につかう実の量によって青・エメラルドグリーンのような色に染めることができます。
日本全域でみることができる植物で、葉や枝をこすると不快な強い臭気を放つことからクサギと呼ばれていますが、葉を茹でて食用に、根は薬用、実は染色用になり、古くから日本人の生活に慣れ親しまれています。
今回は染色用として収穫した実を少しばかりご用意しました。
手仕事が詰まった、特別な「青」をおすそ分け
![[染色用]くじゅな(クサギ)の実/ブルーベリーの実](https://f-masanobu.jp/wp-content/uploads/2023/10/MG_33477_940_630.jpg)
秋に実った実は山椒の実ほどの小さなもの。自然の恵みをそのままに、余すことなく一粒一粒手摘みで収穫しました。秋のさわやかな日差しの中収穫した後は、ホヅや枝から実を取り外し、洗浄してから水分をふき取って大切に扱っています。半日がかりですべての工程を終えてできるのは、わずか500g。作業が終わるころには私たちの手もきれいな青色に染まります。頑張った成果があらわれているようで、終わった時の嬉しさもひとしおです。
草木染めの中で青色を出せるのは、藍染めで知られる「藍」と「くじゅな」だけだと言われています。
「くじゅな」の実は草木染に使うと鮮やかな空色に染めることができ、柔らかい印象の仕上がりになります。
一粒ずつ手摘みしたブルーベリーから生まれる「紫」
![[冷凍]ブルーベリー](https://f-masanobu.jp/wp-content/uploads/2023/08/dbb6101c8944eccae6f7673be3b1e0f8.jpg)
ブルーベリーはお日さまが良く当たるところと、水はけの良い土壌を好みます。瀬戸内の太陽の日差しをたくさん浴び十分に育ったものを一粒ずつ順番に摘み取り、潰れてしまわないよう丁寧に大切に扱っています。夏の暑さを身体に感じる中、一日かけて収穫できる量はわずか4kg。長年育ててきたブルーベリーの樹は女性が収穫するには少し高く感じるほどに大きくなりました。色の深まる様子を少しずつ見ながら数日に分けて収穫しました。
ブルーベリーで染めた布は優しい紫色。使う量によって鮮やかな紫色になるのでお好きな色味に調整することができます。
草木染めにお使いいただくために
![[染色用]くじゅな(クサギ)の実/ブルーベリーの実](https://f-masanobu.jp/wp-content/uploads/2023/10/26923978_m_940_630.jpg)
草木染めとは植物でつくった染料で布や糸を染める染色方法です。植物を煮出して作られた最初の染料を一番液、一番液をとった後の植物を再度に出して作られた染料を二番液と呼び、お出汁のように素材の力を活かしきる工夫がなされています。
現代では科学技術の進歩により、自然界の植物では表現することのできない色を出すことが出来たり、ムラのない計算された均一な色を出すことができますが、自然のめぐみをそのままお届けするため、実の色にはバラつきがあります。
仕上げたい色のイメージによって染める布の半量〜2倍程度の量の実をお使いください。染まりやすいのは綿やシルクなど未さらしのもの。特に絹やウールなど動物性の素材は染まりやすいので初心者の方にもおすすめです。蛍光剤や漂白剤が使われているものや、ポリエステルやアクリルなど人工的な素材が混じったものは染まりにくいためお避け下さい。
お好みにより染料につけて染める回数を重ねることで深みのある青色に近づいていきます。通常草木染めをする際は、布にしみ込んだ染料が取れて色落ちしないように、媒染剤と呼ばれる色止めの工程が必要になりますが、「くじゅな」で染める場合は必要ありません。お好きな色になって染め終わったら、水洗いして脱水、陰干しするだけで完成です。色落ちが気になる方にはクエン酸や重曹などで色止めを行ってください。
おすすめは染めて糸を使って刺繍にアレンジすること!ワンポイントにもなり自分だけの色をまとったオリジナルが完成します。スカーフなど大きいものを染めると洗濯したときに色移りしないか心配・・と思われる方にも気軽にお使いいただけます。冬の手仕事のひとつに草木染めを取り入れてみませんか?
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