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農園だより 2020年11月号

100 本のイチョウ畑。収穫は“命がけ”です。

 

わたしたちの農園は、伊予市のいくつかの山に、いろんな種類の樹木を植えています。その一つがイチョウの木です。人里離れた急斜面の山肌で、100本ほどを育てています。今から30数年前、父が植えたものです。このイチョウ畑は、ずっと立ってはいられないほどの急斜面。なぜかといえば、「下にコロコロと転がって収穫しやすいだろう」との父の思い付きで、あえてこの場所を選んで植えたためです。ところが、落ちた銀杏は下草や枝に引っかかり、“ギンナンコロリン”とはいきません。植樹したころ、わたし(3代目の農園主)は中学生でした。転げ落ちそうになりながら草取りをしたり、収穫をしたりと、とても大変な思いをしたことを覚えています。今でも収穫は、大きなビニールシートを下に敷いて、木に登り、ユサユサとゆすって実を落とす“命がけ”の作業。農仕事の中でも、突き抜けて大変です。今年も10月半ばに収穫を迎えました。そんな風景も想像しながら、農園の銀杏を味わってみてくださいね。

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