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農園だより 2021年4月号

ほだ木の太さ、いろいろ。当園らしい風景です。

 

天候で収穫量が左右される、しいたけの原木栽培。果樹栽培のシーズン中、当園が原木しいたけを作る理由は、「ほだ木」の存在にあります。山を編ように農地が広がる当園では、椎茸栽培に適した、クヌギやナラの広葉樹がどんどん枝を広げていきます。道路に大きくはみ出したり、地面に差す光を遮りすぎたりするため、落葉した後、枝を切る作業をします。そうやって積み上がっていく枝を、ほだ木に使っています。自然のものを真摯に生かすこと。初代・正信が大切にするこの考えから、原木しいたけを作っているのです。一般的な、ほだ木は、栽培効率を良くするため、太さが均一です。しかし当園のものは、直径10センチ足らずのどんなに細いものでもほだ木の役目を持ちます。しいたけの菌を打ち付けてから、“きのこ頭”が出るのは、細いものでも翌年、太いものだと翌々年。ほだ木のでんぷんを食べながら、時間をかけて育ちます。ゆったりと育つところも当園らしいな、と感じます。

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