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農園だより 2021年6号

初夏の“二毛作リレー”。一年がかりの米づくりが今年も始まりました。

 

薫風が吹く5月は、二毛作をする米と麦の作業が重なる時期です。麦が収穫を迎えるころ、米の栽培準備が始まります。5月初旬、当園のみんなで米の種(籾)をまいた苗箱を作りました。「米づくりは田植えから」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その間にはいろいろな工程が待っています。昨年収穫した出来のいい稲の籾を保存し、その籾が今年の種になります。海水につけて浮いたものは取り除き、種を選抜。専用の薄い箱に土をならし、そこに種を均等にまきます。少しでも土が傾いたり、指が入ってくぼんだりしたらやり直しです。ほんの少しのことで一年先の米の出来につながるので慎重に作業を重ねていきます。苗箱が完成したら、光を遮断して、水と温度の管理を徹底して2週間ぐらいで発芽します。この作業は、夏の風物詩の水田が見られるまでのほんの序章。百姓にとって、一年がかりの特別な米づくりが今年もまた、始まりました。

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