農園だより 2022年6月号
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農園だより 2022年6月号

夏の訪れのこの時期は、柑橘の最後の収獲と田植えと大忙し!

 

夕暮れに涼しく過ごせる季節という意味で、「涼暮月(すずくれつき)」とも言われる6月。夏の訪れのこの時期の農園は、柑橘の最後の収獲や田植えと大忙しです。
昨年暮れから頑張ってくれた柑橘たちに感謝しながら、秋の実りに願い込める作業が続きます。それには、私たち福岡家だけでは決してやり切れません。
いつも私たちを力強く支えてくれる近所の洋子さん、大輔君、そして社員や研修生が一丸となって日々と向き合います。

 

この時期の作業は、お天道様とにらめっこするのも醍醐味です。
ちょっと語弊があるといけませんので、しっかり説明をしておく必要がありますね。
百姓仕事は、いつも天気と密接に関わります。
晴れの日は予定通り農作業に没頭するのですが、雨になると畑で作業が出来ません。

晴耕雨読とまでいきませんが、天気に左右されるのが農業です。

 

特にこの梅雨時期は、気象状況をうかがいながら季節の変わり目の忙しい段取りを組み立てる必要があります。

それは、いつも頭を抱える難問です。ただ、私たち百姓にとって腕の見せ所でもあります。
またこの時期は、植物の生長にとって欠かすことが出来ない大切なタイミング。
梅雨の降水量やその期間によって、冬以降の柑橘の実りに大きな影響を与えます。

 

「受け入れる」ところから始まる百姓仕事。
今日も肩の力を抜いて頑張ります!