正信の山の麓

そこは自然の恩恵と、太陽の眩しさを沢山浴び作物が健やかに育つことができる場所です。

そんな場所で育つ当園の『フキ』は、桜のつぼみが開く4月頃から収穫期を迎えます。

雪解けを待たずに、先に地上に出てくるつぼみが“ふきのとう”、しばらくして花が開く頃、地下茎でつながって葉茎として出てくるのが“フキ”。また、フキは数少ない日本原産の山菜で古来から栽培されている野菜のひとつです。

煮物や炊き込みご飯、きんぴらなどさまざまなお料理でお使いいただけます。お好みの味付けで春をお愉しみください。

自然の恵みがギュッと濃縮されている、絶品の『乾しいたけ』

肉厚で香りの高い私たちの乾しいたけは、しっかりとした噛み応えのある食感が特徴です。味の含みがとても良く、口に入れた瞬間にじゅわっと広がるお出汁の風味と鼻に抜けるしいたけの香り。原木で育てた本物のしいたけでなければ味わうことはできません。

乾しいたけに豊富に含まれている「グアニル酸」は、グルタミン酸・イノシン酸と並ぶ３大旨味成分の一つで、生のものには含まれておらず、乾燥過程で生成されます。「グアニル酸」はしいたけ特有の成分「エリタデニン」と協力し、血小板の凝集を抑えて血流をスムーズにする働きがあるとされており、生活習慣病を予防する効果が期待できます。
乾燥することによって、旨味だけでなく栄養素のほとんどが大幅に高くなります。

近年、国産のスーパーフードとして注目を集めている『はだが麦』

はだか麦とは、大麦のなかでも表皮がはがれやすいタイプの麦のことで、愛媛県は20年以上連続で生産量日本一を誇ります。

当園のはだか麦は「ハルヒメボシ」という、愛媛で広く栽培されている品種で、粒は厚みと丸みがあり、味・艶・香りが良いため、年間を通しておいしく味わうことができます。
弾力があり、あっさりしているのに食べごたえがあるのが特徴です。

さわやかな酸味とふわふわ食感が特徴のサマ―フレッシュ

サマーフレッシュは、甘味より酸味が特徴的な果物です。

甘夏とはっさくを掛け合わせて育成された品種で、結実性は良く豊産性で、病害虫も少なく栽培しやすい品種です。

果実は約350ｇ前後と大玉で、淡い橙黄色をしています。果皮はしっかりしていて厚みがありますが、手で剥くことが出来ます。はっさくのようなほろ苦さを感じる味わいでクセが少ないためそのままでお召し上がりいただけます。