自然の力いっぱいに育ったすいか

3kg程度のものは「小玉すいか」と呼ばれ、冷蔵庫にそのまま収まる少人数でも嬉しい食べきりサイズです。小さくとも大玉に比べると皮が薄く、果肉部分が多いのが特徴で、生ごみとして廃棄する量も少なく環境保全へも繋がります。

4kg近いものは大玉に分類され、定番の大きさとなります。夏、みんなで集う楽しいひとときに、大きめに切り分けて旬を味わってみてはいかがでしょうか。余った時は一口大に切って保存容器に入れて保管すると乾燥を防げ、フォークや爪楊枝で手軽に食べられます。

今年の夏は酷暑となり、植物も暑さに耐えられずツルが枯れてしまう寸前のものもあります。ツルはすいかの実に栄養を運ぶ大事な役割を果たしています。ツルが枯れてしまうと実るはずの果実が傷んでしまうので、そうなる前に収穫した1kgほどのかわいいサイズもあります。半分に切って1人で食べるのも夏の贅沢のひとつですね。

暑い季節にぴったりのすいか

すいかは90％以上が水分で出来ているため、食べると体を効率よく冷やす働きがあります。

真夏の火照った身体への水分補給におすすめです。
種子にはリノール酸が豊富に含まれており、適量を摂取することで、動脈硬化や高血圧、成人病の予防と改善に効果があると言われています。 フライパンで炒ってから皮をむけば種まで食べる事ができます。

真ん中に近づくほど甘くなるため、放射状にカットするとバランスよく食べることができます。

暑い夏を美味しく乗り越え楽しんでいただけますと幸いです。