国産レモンは、手ごわい作物？

「寒波が来るといつもヒヤヒヤします」
レモン生産者は一様に、そう声をそろえます。

愛媛県では、30年程前からレモン栽培がスタートしました。

レモンはとても寒さに弱い性質があるため、どうしても温暖な瀬戸内地方などに栽培地が偏りがちです。
ここ愛媛県でも「標高の高い・風が強い場所」を避けるなど植え付けには少々工夫が必要となります。

そんなレモンですが、柑橘の中では唯一、水はけが少々悪くても育ち、樹勢がとても強いという特徴があります。

また、レモンの枝はトゲが多く、細心の注意を払ってもトゲが腕に当たり、収穫作業は大仕事です。

他の柑橘に比べて、非常に手間が必要で、剪定後に枝を取り除く作業も一苦労です。枝が上へ上へと伸びていく性質があるため、高枝ハサミを使用して収穫します。

収穫後、選別の為に出荷場へ運ばれてくるレモンの爽やかな香りが辺り一面に広がります。

私たちにとってレモン栽培を楽しむ大きな醍醐味のひとつで、作業効率だけでは語れない魅力ある柑橘です。

国産レモンならではの新鮮な香りを楽しむ

お料理にもレモンは大活躍。

生ハムにレモン果汁をたっぷりとかければ、酸味と塩分が絶妙にマッチした味わい深いおつまみが簡単に作れます。

また、皮も本当に良い香りなので、薄くスライスしてさわやかなレモンサラダにしたり、ピールをレモンマーマレードに加工したり、お菓子作りにも最適です。
太陽をさんさんと浴びて育った国産レモンならではのフレッシュな香りを、たっぷりと楽しんでいただけます。

収穫時期によって色に変化があります。

グリーンレモンは、果汁は少なめですが、香りのよさが抜群です。お料理の風味付けに活用したり、香りのリラックス効果で癒しのひと時を楽しめます。

イエローレモンは、グリーンレモンが完熟したもので、果汁が多く、様々なお料理に活用できます。

まずはお試しからという方には２kg、シェアにもご活用いただける５kg 、10kgセットをご用意しています。