いろいろな玉ねぎの種類

中央アジアが原産とされる玉ねぎは、明治時代から栽培が始まったと言われています。黄玉ねぎ類、白玉ねぎ類、紫玉ねぎ（赤玉ねぎ）類など、いくつかの種類があるのが特徴です。一般的な玉ねぎは収穫後、しっかり干すことで表皮を乾燥させ、保存性を高めてから出荷されます。主流となるのは、黄玉ねぎの系統です。

白玉ねぎは、水分が多く乾燥処理に向いていないため、収穫後すぐに出荷されます。”新玉ねぎ”と呼ばれることが多く、オニオンスライスやサラダに向いています。また、丸ごとポトフやシチュー、蒸してぽん酢と一緒にするなど、玉ねぎの楽しみ方はいろいろ。

玉ねぎの保存方法

ネットなどに入れて、涼しく風通しの良い場所に吊るして保存するのが最適。新玉ねぎはとても傷みやすいため、新聞紙に包んで野菜室で保存してください。水分量が多いため、長期保存するのではなく早めにご利用ください。みじん切りにした玉ねぎを飴色になるまで炒めてから、使いやすい分量に小分け・冷凍もおすすめ！煮込み料理の隠し味に大変便利です。

『玉ねぎの皮茶』はいかがですか？

当園の玉ねぎは、化学農薬・化学肥料不使用のため、皮も使っていただけます。玉ねぎの茶色い皮には、体に嬉しい効果があるとされるケルセチンと言われるポリフェノールの一種が含まれています。外側の茶色い皮2~3個分をよく洗い、1リットルと一緒に5分~10分煮だすだけで『玉ねぎの皮茶』が出来上がります。水分量や煮だす時間によって濃さが異なるため、お好みで調節してください。これからの季節は、冷やして召し上がるとよりクセが少なく、飲みやすいです。