私たちの小麦粉を丁寧にバタールにして下さったのは、天然酵母パンで定評のある社会福祉法人だるま会さま（奈良県）です。

今回、フランスパンよりも小さく、冷凍庫保管も比較的しやすいバタールを採用。

酵母菌よりも乳酸菌などが多く含まれるホシノ天然酵母を使用し、発酵にじっくり時間をかけることで、味わい深い旨みと香りが際立つバタールに仕上がりました。

フワフワしたパンが好まれますが、噛めば噛むほどに国産小麦と天然酵母の味と香りを楽しんでいただけるパンになっています。

天然酵母は管理や扱いが難しいですが、長年の努力で培ってきた工房ならではの味を守っています。

当園では、米の裏作（二毛作）としてセトキララという小麦を育てています。麦を育てる畑、玉ねぎやソラマメなど田植えまでに収穫できる作物を植える畑、休ませる畑を順番に入れ替えながらの栽培です。

毎年11月頃に、周辺の田畑との水環境に合わせながら時期を見極め、種をまきます。
冬の寒風の中で少しずつ大きくなり、6月上旬、周りの作物が若々しい緑色の時期に実りの穂をつけます。

太陽の光を浴び、キラキラと黄金色に輝く麦畑の美しい景色があたり一帯に広がります。

斜めにスライス・トーストし、そのまま香りをお楽しみながら召し上がってください。

また、柑橘をふんだんに利用した私たちのマーマレードと食べるのもお勧めです。

端の少し硬さのある部分は、角切り・トーストすることでサラダに添えるクルトンとしてもご利用いただけます。

今回は、パンの特性上、お届けは「冷凍便」にて対応いたします。

そのため、お召し上がりの際、常温で解凍し少し水を霧吹きしトーストしてください。

熱を加えることで、小麦本来の風味をお楽しみいただける状態となります。